レクサスLCにようやくコンバーチブルが加わった!
ルーフはソフトトップで開閉は全自動。開閉時間は約15秒で50km/hまでなら走行中にも操作できる。クローズ時に幌を支える構成部品の骨組みが外から見えないように、オープン時には幌の格納部が膨らまないようにと、デザインで好評を得ているクーペのイメージを崩さない工夫がされている。
コンバーチブルにはシートヒーターの面積を増やしたりエアコンの制御マップを変更するなど、独自の細かな改良が加えられている。
ボディの補強はしっかりされているので、ボディ剛性不足による操縦性への悪影響はまったくない。オープンにして走ると、V8の官能的サウンドが空から降ってきてすこぶる気持ちがいい。また、クーペの改良箇所も多岐にわたり、これまで以上にスッキリとした操縦性になった。IS同様、熟成の手は止まらない。
クーペは外観上で大きな変更箇所はない。コンバーチブルはボディ剛性の強化を入念に行なったため、クーペより約100kg重くなる。
リアシート直後にコンパクトなアクションで収納されるコンバーチブルのソフトトップ。50km/h以下であれば、走行中でも開閉操作を受け付けてくれる。