通信料込みでサブスク提供
カーAV機器大手のパイオニアは、市販モデルで業界初となる緊急通報機能付き通信ドライブレコーダー『ドライブレコーダー+』を、同社のサイトにて11月中旬予定でオンライン販売する。それに先駆けて2020年10月30日まで、クラウドファンディングサービス「Makuake」サイトでの先行特別販売をスタートした。
今回リリースされた「ドライブレコーダー+」は、1カメラ型の「TMX-DM04-CS」と2カメラ型の「TMX-DM04-CS-FRC」の2モデルで、内蔵する通信機能によって事故時や車両トラブルの際には、ドラレコから手動でHELPNETのオペレーションサービスへ通報。オペレーターが状況に応じて「警察」「消防」「JAFロードサービス」へ接続する「緊急通報機能」を備える。さらには、緊急通報と同時に登録されたLINEやメールアドレスに自動通知して、家族らが緊急事態をリアルタイムに把握することが可能だ。なお、プライバシー保護のためトラブル発生時にのみ通知される。
また、デジタル地図データと長年収集したプローブデータを活用し、事故多発地点や急減速多発地点などのプローブデータ、天候、運転傾向などから統合的に事故や危険を予測、個々の車両の状況に応じて注意喚起や警告するパイオニア独自の先進の安全運転支援システム「Intelligent Pilot」を搭載。加えて、ドライバーが意図せずにあおり運転を行い、加害者になることを未然に防ぐ「あおりみなされ予防機能」もドラレコ機能として初搭載する。
衝撃検知機能や急加速/減速、急ハンドルといった危険挙動警告などのドライブサポート機能のほか、タッチパネルや大型スピーカー、複数のマイクなど走行中の緊急通報でもクリアな会話が可能なインターフェースを採用している。
今回の2機種はドラレコ端末代と通信サービス利用料を含むサブスクリプションサービスとして提供される。
TMX-DM04-CS (1カメラタイプ)= 1,980円/月(税別)
TMX-DM04-CS-FRC (2カメラタイプ)= 2,480円/月(税別)
なお10月30日(金)までは、新しいものや体験を応援購入できるクラウドファンディングサービス「Makuake」にて、特別価格で先行販売する。
Makuakeプロジェクトページ:https://www.makuake.com/project/driverecorder-plus/