会津漆器「塗師一富」 冨樫孝男さん/Aizu lacquer ware “Nushi-Ichitomi” Takao Togashi:「鉄錆塗り」や「玉虫塗り」などの伝統的な技法を用いて香水瓶やショットグラスなどの現代的な漆器を作り上げる?漆の冨樫さん。会津漆器は一般的に掘り/塗りが分業となるが、自らの作品は木地彫りから行なうこともあるそう。西洋のガラス器からもインスパイアを受けた冨樫さんの作品は、伝統の「継承」と「発展」が両立している。
フォト=岡村昌宏/M.Okamura(CROSSOVER) ルボラン2020年11月号より転載