今年は新型コロナウイルスの影響で「メディア対抗4耐レース」の開催も危ぶまれたが、感染防止対策を行ないながらレースを開催。今回は例年より少ない全18組が参戦し、各メディアが意地とプライドを賭けて戦った。本誌チームはドライバー4人で表彰台を目指した。
レースは無給油で2時間30分の戦いに
自動車専門誌の世界では、すっかり恒例行事となったマツダ主催の「メディア対抗ロードスター4時間耐久レース」が2020年9月5日に開催された 。今年は新型コロナウイルス感染症拡大予防の観点から、無観客開催とするほか、レース時間を2時間30分に短縮するなどの対策がされた。また、レース中の燃料給油を禁止とする無給油のレースとなったのだ。
会場はおなじみ茨城県の筑波サーキット。当日は朝からジリジリと温度が上がり猛暑日。クルマにも人にも厳しい気温となった。今年のドライバーは編集部シモエとハギワラ。これにモータージャーナリストの島下泰久氏と元ラリードライバーでデジスパイス開発者の田口幸宏氏を加えた4人で、レースに挑んだ。予選は田口氏が担当。1分12秒台をマークしたものの、走路外走行のペナルティを受けてしまった……。その結果、予選は18台中15番手だった。
スタートはハギワラが担当し、順調に周回を重ねていく。続けて島下へとバトンタッチ。タイムより燃費を稼ぐ走行で周回を重ねる。その後、シモエ↓田口と繋いでゆく。最終ドライバーの田口は燃費をキープしつつもアタック。午後6時30分頃にはガス欠でストップするマシンもちらほら出てくるも、田口は10位でフィニッシュ。来年こそは表彰台を目指したい。
取材協力=マツダ 0120-386-919