フィアット600は、NSUフィアットでは「ヤークスト」として販売。当初はヤークスト600だったが、1960年、本国のフィアット600が排気量を767ccに拡大して「600D」に進化したことを受け、ヤークストも「770」となった。NSUからの改名依頼を受け、1957年にNSUフィアットは「ネッカー」となったが、実際にはその後しばらくは、NSUフィアットの名を残していたようだ。 記事にもどる