2020-2021 最新ホイール バイヤーズガイド

【ホイールカタログ2020秋】「阿部商会 MAK/BBS/EuroPremium/EuroDesign」輸入車に最適なホイールを豊富にラインナップ

ドイツ産らしい品質を体現するプレミアム銘柄

今年で創業から50周年、という節目を迎えているBBSはドイツを代表するホイールのプレミアム銘柄だ。BBSホイールと聞くと、コアなマニア層ほど日本産の鍛造モデルをイメージするかもしれないが、機能やステータス性にかけては“本家”も負けていない。

BBS:XR/7本クロススポークで従来のBBSとは異なるテイストを醸す最新モデル。バリエーションは18×8.0~19×8.5の4モデル。税別価格は66,000~86,000円。カラーは2色。

その製品ラインナップは、鋳造モデルが基本。しかし、モータースポーツでの活躍で現在の名声を築き上げたブランドであること。そして、全モデルがドイツ本国の厳格な管理態勢で生産されていることからも機能、品質がハイレベルであることに疑問の余地はない。

BBS:CC-R/細身のスポークを3本ずつ束ねた個性的デザインが魅力。バリエーションは19×8.0~20×10.5までの23モデル。カラーは3色が用意され、税別価格は110,500~129,500円。

上位モデルについてはリム部の加工にフローフォーミング工程を採用するほか、スポークに特殊なCNC加工を施し十二分な強度と軽量化を両立。また、全モデルで最高品質の鋳造ブランクを実現するべく低圧鋳造を採用。さらには素材(アルミ)の安定性を高めるために加熱処理も施される。なお、ドイツ生産だけに塗装工程は環境に優しい仕様となるが、品質にも当然抜かりはない。高品質な塗装はプレミアムブランドに相応しいドレスアップ効果も期待できる。

BBS:CI-R/BBSらしいシンプルなYスポークデザイン採用の人気モデル。バリエーションは19×8.0~20×10.5までの29モデル。カラーは2色で税別価格は110,500~129,500円。

また、日常的な使用については一部モデルにステンレス鋼のリムプロテクターが装備されることも見逃せない美点。大径ホイールほどリムを傷つけるリスクは大きくなるものだが、このプロテクターがあればホイール本体のダメージを最小限にとどめることができる。

フォト=小林俊樹/T.Kobayashi ルボラン2020年12月号別冊付録より転載

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