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160台もの新旧スーパーカーがお台場に集結!「TOKYO SUPERCAR DAY 2020」リポート

10月31日から2日間、東京お台場で「TOKYO SUPERCAR DAY 2020」が一般社団法人日本スーパーカー協会の主催で開催されました。出展車リストで数えたところ集められたのは一部を除いてSuperCar Club Japan会員の所有車のべ160台。デックス東京ビーチ、アクアシティお台場、ヒルトン東京お台場に分散して展示されていました。
ちなみに、11月1日は日本スーパーカー協会の前身である全日本スーパーカー連絡会によって制定された“スーパーカーの日”。パフォーマンスNo.1、スタイルNo.1、エモーションNo.1と、性能、デザイン、気持ちがNo.1との思いを込めて1が3つ並ぶ毎年11月1日をスーパーカーの日としたそうです。

ここでしか見られない希少車も

マクラーレン・スピードテールのような日本初上陸車、日本に2台しかないと言われるアストンマーチン・ヴァンキッシュ・ザガート、有名人の元所有車などここでしか見られないクルマも多数あり、ヨダレが止まりません。ちなみにマクラーレン・スピードテールは世界106台限定で日本には1台、アストンマーチン・ヴァンキッシュ・ザガートは世界99台限定で日本には2台だそうです。
このイベントでしか見せないという希少車もたくさんあったので見られた人はラッキーでした。

子どももたくさん

台場という場所柄、ハロウィンやGo Toキャンペーンも始まったという時節柄、来場者もスーパーカー好きだけでなく、カップル、家族連れなどさまざま。クルマ系人気ユーチューバーやインスタグラマーも多数来場していたらしいです。今風ですね。
オーナーがクルマの前にいることも多く、子供たちとコミュニケーションしている姿をあちこちで見ました。私の子どものころの記憶と比較してみると反応は薄目に感じはしましたがそれでも楽しそうにしていました。
長野から一人クルマを飛ばして来たというマクラーレン好きの女性は、憧れのマクラーレン数台、ウラカン、ロータス・ヨーロッパなど多くのクルマに座る機会が得られ、来た甲斐があったと大変喜んでいたようです。

たまたま近くで買い物していたのでという方も

ディーラーの展示もあり

アストンマーチン、アウディ、BACをそれぞれのディーラーが展示していました。
アウディ東京が展示していたR8の前にあった看板には”スーパーカーオーナーの方限定のプレゼントもご用意しております”と書いてあった。もしかして自分のクルマを申告したら、「大変申しわけございません、そのクルマはスーパーカーの範疇には入らないかと・・・」なんて言われる悲劇がもしかして起こるのかと思いながら恐る恐る訊いてみたら、「VIPパスをお持ちの方という意味なんです」とのことでした。よかった!変なこと訊いてごめんなさい。
BAC MONOという一人乗りのスーパーカーを初めて見ました。フォーミュラそのもののデザイン、見ているだけで夢が膨らむステアリング・・・無条件で欲しい!乗りたい!と思うクルマ。ピロボールじゃなくてブッシュを使っているというからフォーミュラみたいに恐ろしくはないけど、初代エリーゼよりかなりレーシングカーに近いんじゃないかと想像が膨らみます。

スーパーカーのある夜景を楽しめたのがとてもよかった

朝、昼、夕方、夜と光線具合によってボディデザインや色の見え方が変化し、同じクルマでも時間帯によって印象がずいぶん変わります。これもいい。アウトドアならでは。
スーパーカーの向こうに東京の夜景が見える。そんな景色の中でディナーやお酒を楽しむ。なんて贅沢。こんなことはこういう会場でしかできません。やはりスーパーカーは夜です。

私がYASUです

主催した一般社団法人日本スーパーカー協会代表理事の須山泰宏さん通称”YASU”。
スーパーカークラブジャパン、スーパーカーの社交場YASU’s SportsCarFan(YASUのスポーツカーファン)を主催するその筋では有名な方。今年、バカリズムの“大人のたしなみズム”という番組にも出演されスーパーカーのたしなみについて熱く楽しく語っていらっしゃったので視た方もいるのでは。専門誌にページ持っていたこともあったりサイト運営したりと多方面でご活躍。複数の交渉相手との長く難しい交渉の末に実現させた情熱には敬服いたします。色味を考えながらクルマを並べるなどこだわりも随所に込めたこのショーは「私の作品です」と仰っていました。来年は東京モーターショー会場での予定だそうですが、次の作品も楽しみです。

スーパーカー社交界を垣間見つつその向こうの物語を読む

「友だちの友だちはみな友だちだ」というちょっと古いフレーズがありますが、会場ではまさにそんな感じで新たな出会いがあちこちでありました。私もそうです。オーナーたちと話していると、目の前のスーパーカーよりもその向こう側にある“物語”の方がおもしろいと思うことも多々あり、実は人の話を聞くのも好きな私にはその点でもかなり楽しめました。スーパーカー社交界のようなこの場で、オーナー同士の話が途切れたその隙にちょっと話しかけてみたらまた違った楽しみ方が見つかるかもしれません。2日間のうちどちらか1日だけ展示されていたクルマもあったので全てを見られなかったのが残念でした。
それではまた来年!

(取材・写真・文:大田中秀一)

展示されていたスーパーカー達
アストンマーチン・シグネット
アストンマーチン・DB9
アストンマーチン・DB11
アストンマーチン・DBS
アストンマーチン・DBSスーパーレジェーラ
アストンマーチン・ヴァンキッシュ
アストンマーチン・ヴァンキッシュ・ザガート
オーテック・ザガート・ステルヴィオ
アウディ・R8
BAC Mono
BMW・i8
BMW・i8ロードスター
BMW・M6カブリオレ(F12)
ブガッティ・ヴェイロン
ケーターハム・スーパーライトR500R
ダッヂ・ヴァイパーSRT
フェラーリ・288GTO
フェラーリ・308GTB
フェラーリ・308GTS
フェラーリ・328GTS
フェラーリ・330P4
フェラーリ・348tb
フェラーリ・360モデナ
フェラーリ・458イタリア
フェラーリ・458スパイダー
フェラーリ・488スパイダー
フェラーリ・488ピスタ
フェラーリ・550マラネロ
フェラーリ・カリフォルニア
フェラーリ・F12
フェラーリ・F12ベルリネッタ
フェラーリ・F355
フェラーリ・F355GTS
フェラーリ・F40
フェラーリ・F430
フェラーリ・F430スパイダー
フェラーリ・F50
フェラーリ・F8トリブート
フェラーリ・ポルトフィーノ
フェラーリ・テスタロッサ
ホンダ・NSX
ランボルギーニ・アヴェンタドール740S
ランボルギーニ・アヴェンタドールロードスター
ランボルギーニ・アヴェンタドールSロードスター
ランボルギーニ・アヴェンタドールSV
ランボルギーニ・アヴェンタドールSVロードスター
ランボルギーニ・アヴェンタドールSVJ Verde Alceo
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ランボルギーニ・ウラカンペルフォルマンテ
ランボルギーニ・ジャルパ
ランボルギーニ・ムルシェラゴLP640
ロータス・エリーゼ
ロータス・エスプリ
ロータス・ヨーロッパ
ロータス・ヨーロッパスペシャル
ロータス・エヴォーラ
ロータス・エヴォーラ400
ロータス・エキシージ
マセラティ・グランツーリズモ
マクラーレン・570S
マクラーレン・600LT
マクラーレン・675LT
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