AutomobilSport#26 Mirage sports car racing 1967-1982
強豪ひしめく60年代のスポーツカー選手権黄金期、その代表格であるフォードやポルシェ車両でのワークス活動を軒並み託されながら、自らもオリジナルのマシン開発を行い続けた名将ジョン・ワイヤー。
今回はその成果である「ミラージュ」シリーズの1967年から82年までの戦いをカバー特集。
提携メーカー自体の開発終了や最大排気量のルール変更など、メーカー一流のマシンを預かりながらも臨機応変な対応を迫られたチームは、自らの力で”勝てるマシン”の開発に乗り出す。
若き巧者ジャッキー・イクスらを擁したM1から失意に終えたグループCのM12まで、ワークスカーでの参戦を伴い断続的になりつつもル・マン優勝を収めるに至る、ガルフカラー際立つ戦いが確認できる。
その他直線速度目的で作られたポルシェ906LHやフォード初の4駆ラリーカー「エスコートRS」の命運、戦後フォーミュラ3や米スポーツカーレースでの週末のヒーロー達の雄姿など、”知られざる歴史を伝える”信念新たに発行された、真骨頂の26号である。(ミラージュM6透視図ポスター付属)
AutomobilSport#26 Mirage sports car racing 1967-1982
2,750円(税込)
著者など:Robert Weber
出版社:Sportfahrer Verlag
ソフトカバー/W211×H297/カラー・モノクロ/144P/英語/季刊
お問い合わせ:代官山蔦屋書店