「アウトランダーPHEV」はプラグインハイブリッド車全体でもヨーロッパ2位となるセールスを記録
三菱自動車は、2020年の欧州市場において「アウトランダーPHEV」がSUVタイプのプラグインハイブリッドとしては最多、またプラグインハイブリッド車カテゴリー全体としても2番目となる26,673台(JATO Dynamics Limited調べ)を販売したと発表した。
アウトランダーPHEVは、電動化技術と四輪制御技術を融合した三菱のフラッグシップモデル。力強く滑らか、かつ静かな電気駆動モデルならではの走りと優れた環境性能が魅力だ。2013年1月より世界初のSUVのプラグインハイブリッド車として日本で発売。これまでに60カ国以上で販売され、その累計台数は昨年12月末時点で27万台に達している。
今回のアウトランダーPHEVの業績について、三菱自動車の加藤隆雄CEOは以下のようにコメントしている。
「環境意識が高く電動化が急ピッチで進む欧州において、当社の『アウトランダーPHEV』が多くのお客様にお選びいただいていることを、大変うれしく思っております。当社の命題は、得意とする環境技術をさらに強化し、4WD技術をいっそう磨き上げることで安心感のある魅力的な商品を世界中のお客様に提供することです。当社はプラグインハイブリッドを中心にEVやハイブリッドなども含め、2030年の電動車比率を50%とする計画であり、電動車の普及を通じて持続可能な社会の実現に貢献してまいります」
アウトランダーPHEVは、日常の大半はEV、遠出の際はハイブリッドとして充電の不安なく思いのままにモータードライブを楽しめる。また、ツインモーター4WDシステムおよび車両運動統合制御システム「S-AWC」により、さまざまな天候や路面状況において誰もが安心・安全に運転を楽しむことができる。さらに、アウトドアレジャーや非常時において大容量の駆動用バッテリーに蓄えた電力を車内2カ所に設置したAC100V(最大1500W)コンセントを通して電化製品に使用できる。また、エンジンで自ら発電できるため、満充電・満タンの状態であればV2H機器を経由して一般家庭の約10日分の電力を供給できる。