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トヨタが「ハイエース」用にコロナ禍対策! 「飛沫感染対策セパレータ」を発売

「ハイエース」シリーズのフロントシートとリヤシート間に装着して飛沫感染リスクを低減

トヨタは、送迎車としてニーズの高い「ハイエース」を対象とした「飛沫感染対策セパレータ」を全国のトヨタ車両販売店、レンタリース店を通じて3月1日(月)より販売店装着の純正用品として発売した。この装備はハイエースのワゴン、コミューターとともにメーカー完成特装車(ウェルキャブならびにTECS)のフロントシートとリヤシートの間に装着。病院や福祉施設、観光での送迎などの用途で乗客や運転手の飛沫感染リスクを低減する。飛沫感染対策セパレータのメーカー希望小売価格(消費税込み)は27,500円(取り付けなどの諸費用別)。

トヨタはコロナ禍の中、「もっといいクルマづくり」を支える製造現場のモノづくりの力やTPS(トヨタ生産方式)を活かしてマスクやフェイスシールドの生産、医療用防護ガウンの生産性向上支援、足踏み式消毒スタンド「しょうどく大使」の市販化などを推進。また、飛沫循環抑制車両の提供にも取り組んできた。

今回の飛沫感染対策セパレータは、飛沫循環抑制車両提供の活動を知った多くのユーザーから届いた「送迎で使用するハイエースにも、装着可能なセパレータがすぐ欲しい」とのニーズに応えるために開発。トヨタではいち早く商品化するため「ルームセパレータカーテン」をベースとした試作品を医療や福祉の現場に持ち込み、使い勝手など現場のニーズを聞き徹底して「カイゼン」を重ねた。完成した商品は洗浄などを考え脱着可能とし、車内の状況を把握しやすいように透明なビニール素材を全面に採用。さらに、前後席のどちらからでもファスナーでセパレータを開閉可能とするなど、誰もが使いやすく、かつリーズナブルな価格の純正用品に仕上げられている。

H.Tanaka

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