次期「レンジローバー」のパワーユニットには直列6気筒に加えBMW製の4.4L Ⅴ8ツインターボも採用か?
ランドローバーのプレステージSUV、「レンジローバー」の次期型プロトタイプをカメラがキャッチした。スウェーデン北部の山中に現れたプロトタイプは、依然厳重にカモフラージュが施された状態。それだけに外観のディテールは不明だったが、現地からの情報やテールパイプが片方出しであることからプロトタイプは直列6気筒エンジンを搭載。マイルドハイブリッド仕様のセットアップを行っていた可能性もある。
この次期レンジローバーは、ジャガーランドローバーの「MLA」プラットフォームを採用。内燃機関はもちろん、フルエレクトリック、プラグインハイブリッドといった電動化パワートレインにも対応する。パワーユニットは、最高出力400psを発揮する3L直列6気筒ガソリンターボ+48Vマイルドハイブリッドや、最高出力404ps、最大トルク640Nmを発揮する2L直列4気筒+電気モーターのPHEVをラインアップ。さらにフラッグシップモデルには、これまでのスーパーチャージャー付き5L V型8気筒に代わり、最高出力570psを発揮するBMW製4.4L V型8気筒ガソリンツインターボを採用するとの噂もある。
レンジローバーといえば、ランドローバーがBMWグループだった3代目の時代にBMW製Ⅴ8自然吸気エンジンを搭載。その上質な走りには定評があったが、5代目となる新型ではそのタッグが復活する可能性があるわけだ。この次期レンジローバーのワールドプレミアは2021年内、2022年モデルとして発表される可能性が高いという。