単月と累計の両方で1位の座を獲得したのはブランド史上初
欧州での好調なセールスが伝えられるプジョーが、100年を超えるブランド史上初となる金字塔を打ち立てた。
Bセグメントの208が、今年1月、2月と2カ月連続で欧州セールスランキングのトップに君臨。単月と累計の両方で1位の座を獲得したのはブランド史上初の快挙という。
新しい208のキーワードは「パワー・オブ・チョイス」。デザインやパッケージ、乗り味は同等として、パワーユニットのみを横並びで選択できるというコンセプトだ。国内でのe-208 GTの価格は4,260,000円(税込)。
さらに、兄弟車でもあるコンパクトSUVの2008も好調をキープ。コロナ禍により市場が約21%もシュリンクするなか、対前年比で販売台数を64%増加。今年1月、2月の累計でこちらも欧州セールスランキングで4位につけるなど、プジョーの2モデルがトップ5に顔を揃えている。
幾何学模様を組み合わせたような独創的なエクステリア、最新世代の「3D iコクピット」を採用するインテリアなど、全身で個性を主張する2008。1.2L3気筒ターボを搭載する2008GT Lineの価格は3,410,000円(税込)。
新世代プジョーを象徴する個性的な内外装に加えて、従来からのエンジン車だけでなくBEVもチョイスできるなど、その商品戦略が功を奏したともいえるフレンチライオンのBセグメント・ブラザーズ。その勢いはまだしばらく続きそうな予感がする。