ワールドプレミアは2021年内の予定!?
韓国ヒュンダイから独立したプレミアムブランド「ジェネシス」は、昨年クロスオーバーSUV『GV70』を発表したが、その電動モデルとなる『GV 70e』最新プロトタイプをカメラが捉えた。
ジェネシスは、レクサスをはじめメルセデスベンツやBMWなど欧州プレミアムブランドと争うために立ち上げられたブランドで、GV70はレクサス「NX」、メルセデスベンツ「GLC」に照準が合わされている。
ヒュンダイグループは、電化に関して自動車業界で最もエネルギッシュなメーカーの一つといえる。同ブランドでは、「Ioniq5」を持っているほか、姉妹ブランドのKiaも専用BEVを発売している。この2台の後には、プレミアムブランドのジェネシスから多数の電動化モデルゼロエミッションモデルが続くと予想されている。
豪雪のスカンジナビアでキャッチした開発車両は、まだまだカモフラージュが厳重だ。これは燃焼動力のGV70と比較して、最小限の視覚的な微調整が予想されていることを考えると不思議と言える。
予想されるエクステリアだが、ダブルヘッドライトはベースモデルから引き継がれるが、フロントエンドには閉じたグリルを装備、バンパーの微調整され、リアエンドではディフューザーを含むバンパーが新設計される見込みだ。
おもしろいことに、GV70eはヒュンダイ、起亜、ジェネシスのすべての未来のEVを支える「Electric-Global Modular Platform」に基づいていない。かわりにICEが電動パワートレインに置き換えられたGV70となる。
パワーユニットに関しては詳細が不明だが、複数のバッテリーオプション用意されることが噂されている。開発が順調にすすめば、ワールドプレミアは2021年内で、2022年前半から販売されるだろう。