ポルシェのベストセラー・クロスオーバーSUV、『マカン』改良新型の最新プロトタイプをカメラが捉えた。
初代であり現行モデルのマカンは、2014年春に欧州発売、同年後半には日本市場にも導入された。2018年には初の大幅改良が執行されており、これが2度目のフェイスリフトとなる。
捉えた最新プロトタイプは、グフロントグリルやバンパー、エアインテークを新設計、リアエンドではリフレクターの位置が少し上へ移動されているほか、円形クワッドエキゾーストパイプを装備していることがわかる。ヘッドライトにはダミーステッカーを貼っているほか、テールライトもカモフラージュされており、グラフィックが刷新されることは間違いないだろう。
またドア下部のサイドブレードがなくなっているほか、スポーツデザインミラーが取り付けられていることから、改良新型では標準装備される可能性もありそうだ。
キャビン内にも注目だ。大型ディスプレイは最新のボタンレスレイアウトに新設計、センターコンソールにはカイエンに似たタッチセンシティブなものに置き換えられている。さらに『パナメーラ』改良新型に似たステアリングホイール、コンパクトになったギアシフターなどが見てとれる。
パワートレインは、最高出力250psを発揮する2.0リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンをはじめ、最高出力4540psを発揮する2.9リットルV型6気筒ガソリンターボエンジンなどがキャリーオーバーすると予想される。
ポルシェは現在、マカン改良新型とともにオールエレクトリックバージョンも開発中とみられており、内燃機関マカン改良新型が2021年内にデビューしたあとEVモデルが登場、その後は数年間並行して販売される予定となっている。