オプションで「M-Tuned xDrive」全輪駆動システムも初搭載
BMWは現在、「2シリーズ」のハイパフォーマンスモデル、「M2クーペ」新型を開発中だ。現行型はドイツのライプツィヒ工場から北米、およびその他の世界市場へ出荷されているが、新型ではメキシコのサン・ルイス・ポトシ施設で生産される可能性があるという。
生産型のトランスミッションは、6速マニュアルと8速オートマチックの2つのオプションが予想されている。これは、最新の「M3」や「M4」と同じもので、オプションの「M-Tuned xDrive」全輪駆動システムを初めて搭載され、悪天候時のトラクションをサポートする。
パワートレインは、ツインターボチャージャーを備える3.0L直列6気筒エンジンで、最新情報では最高出力450psを発揮するという。おそらく、これがM部門が電動化を導入しない最後のモデルとなるだろう。
そのほか市販型オプションでは、車重を減らし、重心をさげ、ハンドリングを改善するカーボンファイバールーフ、ヘッドアップディスプレイ、「i4」のインフォテイメントシステム、加えて19インチ、および20インチの大径ホイールなども期待できるようだ。
M2新型のデビューは、最速で2021年内で、2023年には460ps以上の出力を発揮する「M2コンペティション」、2024年には500psを発揮する「CS」や「CSL」も噂されている。