シャープなエアインテークを備えた特徴的なバンパー、スリムで湾曲したLEDを装備
フェラーリは現在、ブランド初のクロスオーバーSUV「プロサングエ」を開発中だが、それとは別の新たなクロスオーバーを大予想した。
CGで協力してくれたのはデザイナーのDejan Hristov氏。現在プロサングエの開発車両はマセラティ「レヴァンテ」のテストミュールで開発が進められており、最終的には「ローマ」からインスピレーションを得たデザインになると噂されている。しかし、今回のCGは全く異なるデザインを採用、サハラ砂漠などアラブ地域の砂漠で吹く、熱風を伴う砂嵐を意味する「Simoon」と名付けられている。
予想したCGのフロントエンドには、シャープなエアインテークを備えた特徴的なバンパーを装備、ボンネットフードに沿うようにスリムで湾曲したLEDヘッドライトが確認できる。さらにフロントフェンダー後部には立体的な開口部を装備、ボンネットを横切り側面に空気の流れを作っている。
サイドビューでは、往来のドアミラーの代わりにAピラー上部に小さなデジタルカメラが取り付けられている。またドアハンドルもなく、軽く触れることで自動オープンするシステムが採用されているようだ。
後部ではリアウィンドウがなく実用性にかけるが、よりスマートに見えるほか、スリムなLEDテールライト、ストリップライトバー、デュアルエキゾーストパイプ、アグレッシブなディフューザーなどが確認できる。
現在プレミアムSUV市場では、各ブランドが初のSUVモデルを投入し終わり(フェラーリはまだだが)、第2モデルを投入する時期に入るとも噂されている。フェラーリがプロサングエと異なるモデルと開発するのは、そんな遠い未来ではないかもしれない。