1.5L直列4気筒ターボチャージャーエンジンは215psを発揮
ホンダは世界的ロングセラーモデル「シビック」のセダン、及びハッチバック新型を公開して間もないが、今後登場が予想されていたパフォーマンスモデル「Si」が、セダンのみに設定される可能性があることがわかった。
2022年モデルとしてホンダは、北米の顧客に提供する新世代シビックを持っているが、シビッククーペはなくなり、長年保たれていた2ドアバリエーションが初めてなくなる。新型ではマニュアルトランスミッションでハッチバックとセダンの両方を手に入れることができ、前者は3ペダルのギアボックスに結合されたターボエンジンを備えた、非Si形式で利用可能になる。また、すでにSiがマニュアルで提供されることを明らかにしている。
ご存知のようにシビックSiは、ベースモデルとレンジトッピングのタイプRの間のギャップを埋めるモデル。新型SiとタイプRでは、両方ともマニュアルトランスミッションが最初に提供されると思われる。
KDesign社から提供されたシビックセダン Si予想CGは、フロントバンパーに大径の五角形エアインテークを装備、中にはフォグランプが追加されている。給気口が大きな分、センター流入口が標準モデルより短く、水平スラットではなくメッシュカバーを装着、スポーティに仕上げられている。
ホイールは複雑なスポークの形状となり、青いボディとは対照的なブラックのサイドシルが確認できるほか、ルーフもブラックに塗装されている。リアエンドでは、フロント同様に五角形のエアアウトレット、リアデッキにはコンパクトなスポイラーを装備、バンパー下部には薄い台形のエキゾーストパイプがインサートされている。
Si現行モデルのパワートレインは、最高出力205ps、最大トルク260Nmを発揮する1.5L直列4気筒ターボチャージャーエンジンを搭載しているが、次期型では215ps以上が予想される。
Siの発売は早ければ10月となりそうだ。