サイズはほぼ同じと思われるがデザインは刷新される可能性もアリ!?
BMWは現在、主力モデル『3シリーズ』ファミリー改良新型の開発を進めているが、その最新プロトタイプを、スクープサイト「Spyder7」カメラが捉えた。
キャッチしたプロトタイプのフロントドアおよびリアバンパーには「Hybrid Test Vehicle」(ハイブリッド・テスト車両)のステッカーが見え、ハイブリッド、またはプラグインハイブリッドであることがわかる。
フロントエンドではキドニーグリルが隠されており、その奥には縦スラットがみえる。サイズはほぼ同じと思われるが、デザインは刷新される可能性がありそうだ。その両脇にはターンシグナルランプを備える新LEDデイタイムランニングライトが初めて露出。現行型より角が少なく、シンプルでスポーティなものに変わりそうだ。
その下のセクションでは、センターインテークに現行型と異なるメッシュパターンがみられるが、グレードにより異なるデザインが予想される。また両サイドに縦型インテークを追加、バンパー全体で大きな進化が見られそうだ。後部ではLEDテールルライトのグラフィックやバンパーがリフレッシュされる。
内部では、「iX」でデビューした湾曲ディスプレイを装備する可能性があり、その場合、iX同様にBMWオペレーティングシステム8に基づいた最新のiDriveインフォテインメントシステムが期待できるだろう。
改良新型では、内燃エンジン、ハイブリッド、プラグインハイブリッドがラインアップされるが、最大の注目はフルエレクトリック「3シリーズ EV」(仮称)の設定だろう。EVでは、中国市場で販売されいてるロングホイールベースを基盤とするが、市販型はグローバルモデルとして発売される可能性がありそうだ。
3シリーズ改良新型のワールドプレミアは、2022年夏と予想される。