車内で実際に使用した感想をリポート
愛煙家の中ですっかり定着した感のある加熱式たばこは、現在さまざまな商品が発売されているが、今夏新たなデバイスが登場した。JTが全国発売を開始した加熱式たばこ用デバイス「プルーム・エックス(Ploom X)」だ。
まず注目すべきはそのデザイン。表面にボタンを露出しない滑らかで上質なアルミボディはスタイリッシュな印象で、イタリア語でリボンを意味する“Nastro”と名付けれたフォルムは、まさにリボンのように流れる曲線が表現されている。カラーもシルバーとスレートグレイの2色が用意されており、フロントパネルも7色のバリエーションがあるので、好みにカスタマイズすることも可能だ。
また緻密な加熱コントロールと空気の流れに着目した新技術“HEATFLOW®”を搭載。従来モデル以上にたばこ葉の風味と豊かな香り、吸い終えた後の余韻が愉しめるのも特徴となっている。
今回はこの「プルーム・エックス」を、クルマでのドライブに使ってみることにした。
喫煙するドライバーにとって、加熱式たばこの嬉しい点は車内にたばこのにおいがつかないことと灰が出ないことだ。自身も以前は紙たばこを吸っていたが、消臭剤等を使ってもやはりドアを開けた瞬間に車内たちこめる匂いは気になるし、かなり気を付けていても灰が散らばってしまうので小まめに掃除する必要が出てくる。また吸っている最中にハンドルを大きく切らな行ければならないときや、駐車するときにはどうしても片手運転になりがちで、わずらわしさを感じるのも事実。喫煙中は車内に煙がこもるので窓を開けるが、荒天の日などは雨が入り込んできてしまうのも気になるところではある。
しかしこれらの問題は、「プルーム・エックス」であればすべて解決してしまうのだ。まずは匂い。ドライブに出かける際に、高速道路を走行中で車内を締め切った状態で「プルーム・エックス」を試したが、サービスエリアで休憩した後にクルマに戻りドアを開けてみても、たばこ臭は皆無。もちろん車内は汚れていない。また駐車する際も、「プルーム・エックス」なら手に届くところに置くことができるので、両手でしっかりとハンドル操作をすることができる。
さらに、最近はセンターコンソールやアームレスト付近にUSBポートを装備しているクルマも多いので、長距離ドライブの際などに充電できるのも便利。移動しながら充電できるのは効率もいいだろう。
そして肝心なのはもちろん味わいだ。以前プルーム・エスを使用したこともあるが、たばこ葉の風味や香りは確実に豊かになっているし、吸い終えた後の満足感も高い。前述した通り「プルーム・エックス」には“HEATFLOW®”と呼ばれる新技術を搭載しているのだが、これがかなり効いているのだろう。自身はメンソール派だが、すっきり感も増しているように感じられた。
この「プルーム・エックス」、月会費360円の定額プランや乗り換え割などのキャンペーンも開催中なので、加熱式たばこを愛用しているドライバーは是非買い替えを検討してみることをお勧めしたい。
PloomX CLUB(成人喫煙者専用)https://ploom-x-club.clubjt.jp/