ランボルギーニは、「ミラノデザインウィーク」にて現代版カウンタック『LPI 800-4』を出展したばかりだが、新たにオープン派生モデルとなる「LPI 800-4 スパイダー」を大予想した。
カウンタック LPI 800-4は、1971年に発表された「カウンタック」50周年を記念して開発、世界限定112代が販売される(すでに完売)。そのパワートレインは、6.5L V型12気筒ガソリン自然吸気エンジンを搭載、最高出力は780ps、システム合計では814psを叩き出す。動力性能では0-100km/h加速2.8秒、0-200km/h加速8.6秒、最高速度355km/hと圧巻のパフォーマンスを誇る。
ランボルギーニにでは、「ガヤルド LP560-4スパイダー」や「ウラカンEVO スパイダー」など複数のオープンモデルが存在したが、長い歴史のあるカウンタックには、オープン派生モデルはない。
X-Tomiデザインに協力を得た予想CGでは、オリジナルデザインを損なうことなく、ルーフをカット。新設計のディフレクターが装備され、電動油圧式の軽量ソフトトップが予想される。風よけとしても機能するリアウィンドウは、ルーフのいかなる状態でも操作可能なほか、これまでのオープンモデル同様に走行中も50km/h以下ならフール開閉操作が可能となるだろう。
ランボルギーニは先日、「50年前に”未来への道を開いた”車が、間もなく戻って来る」というメッセージとともにティザーイメージを公開、クラシカルなメーター画像からオリジナルカウンタックのレストアモデル、「ミウラ」などが予想されるが、新たな派生モデルにも期待が膨らむ。