スクープ

【スクープ】アナログにこだわった車内を激写! アルファロメオのコンパクトSUV「トナーレ」、フラットフォームは自社製か!?

PHEVのスペックは最高出力237ps、EV走行は最大50kmを実現!?

アルファロメオが現在開発を進める新型のコンパクト・クロスオーバーSUV、「トナーレ」を最新プロトタイプをカメラが捉えた。

トナーレは、2021年9月に公開予定だったが、同社新CEOのジャン・フィリップ・インパラト氏が、搭載予定だったプラグインハイブリッドシステムのパフォーマンスに不満を持ったため開発に遅れが生じたと言われ、路上テストも一時中断されていたが、どうやら再開されたようだ。

捉えたプロトタイプはこれまででもっともカモフラージュが軽く、ヘッドライトに市販型コンポーネントを装着し、後輪ホイールが露出、適度なサイズのディスクブレーキのセットアップが見てとれる。ただしホイールは、プレースホルダー(仮コンポーネント)の可能性もある。

初めて撮影に成功したコックピットには、流行りのデジタルではない、アナログにこだわったインストルメントクラスタや、大型のインフォテインメントディスプレイが確認できる。アナログ仕様に関しては、同社がスクリーンの存在を最小限に抑えるというインパラト氏の提言に忠実であることが伺える。

また市販型プラットフォームには、ジープ「レネゲード」から流用、1.3L直列4気筒エンジンとプラグインハイブリッドバージョンの採用が可能となる。しかし最新情報では、プラットフォームを切り替え、PSAが開発した台車を採用する可能性もあるという。どちらにしてもPHEVスペックは、最高出力237ps、EV走行は最大50km(31マイル)程度となるだろう。

トナーレ市販型デビューは予定から3ヶ月程度遅れているとみられ、2022年初頭と予想、イタリアのポミリアーノ・ダルコにあるステランティス工場で生産される予定だ。

CARSMEET web編集部

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