直6エンジンは、豪州市場向けのオースチン「タスマン」と「キンバリー」に先行して搭載された。タスマンとキンバリーは、ADO17をベースに開発されたモデルだった。しかし当時の豪州では、先進性に優れたFF車の設計は高度過ぎたこともあり、わずか2年ほどで生産を終えてしまった。写真はキンバリー。タスマンは廉価モデルで、丸目2灯のシンプルな姿だった。(写真:John Shepherd, CC-BY-2.0 via Wikimedia Commons)(敬称略) 記事にもどる