近年人気上昇中のクーペSUV市場に投入
ランドローバーは、10月にフラッグシップSUVの『レンジローバー』新型を発表したが、2ドアクーペが新たに設定される可能性があると噂されている。
最近のクーペSUVでは、「フォードブロンコ」、「ジープラングラー」、「ランドローバーディフェンダー90」などあるが、やはりニッチな市場であることは間違いない。
ランドローバーでは、2018年ジュネーブモーターショーにて、世界初となるフルサイズ・クーペSUV「レンジローバーSVクーペ」を初公開した。パワートレインは5.0L V型8気筒スーパーチャージャーエンジンを搭載、当時限定生産999 台とアナウンスされたが、オーダーが入らず、結果販売が中止に追い込まれた過去がある。
それから3年、レンジローバーは世代交代し新型を発表、再びクーペが設定されると噂されている。お馴染みX-Tomi Designに協力を得た予想CGは、フロントエンドとバンパーにまたがる水平下部グリルを備えた最新デザインを2ドアに変更。リアドアが取り外され、ホイールベースが少し短くなりプロポーションが良くなっているようだ。また黒のトリムが施された崇高なグリーンは、ゴージャスなコントラストを演出している。
ランドローバーの中では、「レンジローバー イヴォーク」が第1世代で2ドアバージョンを設定するも、第2世代では存続しないなど、なかなか人気を定着させるが難しいモデルだ。しかし、ジュネーブモーターショー2022で4年ぶりの2ドアクーペが見られることを期待したい。