超豪華モデルのような2列レイアウトが設定される可能性も
アウディが現在開発中と見られる、新フラッグシップ・クロスオーバーSUV、『Q9』(仮称)市販型プロトタイプがニュルブルクリンクで高速テストを開始した。
最新プロトタイプは、これまで通りボディを完全にガードしディテールは隠されている。わかるのは、ボンネットフード触れているスリムなヘッドライトの配置や巨大グリル、後部ではLEDデイタイムランニングライトのグラフィックスの一部程度だ。
カメラマンによると、ニュルではそれほどのスピードはでていなかったが、時折スキール音を鳴らし、若干ボディロールがみられるなど、気合の入ったテストドライブが見られたという。
キャビン内は撮影できていないが、後部座席用の十分なスペースとパノラマサンルーフを備えた3列7人乗りのシートレイアウトが予想されるほか、メルセデス・マイバッハ『GLS』や、ランドローバー『レンジローバーSV』のような超豪華モデルにみられる2列レイアウトも設定される可能性もあるという。
市販型では、VWグループの「MLB」プラットフォーム採用の噂もあるが、Spyder7では、「MLB Evo」プラットフォームのストレッチバージョンを採用する可能性が高いと見ている。全長5200mm(204.7インチ)が予想され、2019年にモデルチェンジされた第2世代『Q7』の全長5063mm(199.3インチ)よりもかなり長い。
また最新情報では、パワートレインにV型6気筒、及びV型8気筒ツインターボガソリンエンジンにマイルドハイブリッド技術が組み合わされるという。またEV後続50kmのプラグインハイブリッドもラインアップされると予想される。