フルエレクトリックのハッチバックとして登場予定
現在「ステランティスN.V.」傘下にあるランチアは、現在2011年から発売されている「イプシロン」のみを販売しているが、ブランドCEOであるルカ・ナポリターノ氏は、新型イプシロンを2024年に投入するほか、デルタを復活させることに言及、この車は「エキサイティング」で「進歩と技術のマニフェスト」になるだろうと付け加えている。またSpyder7の調べて2025年にも発売される可能性があることがわかった。
初代デルタは、イタルデザインの手により1979年に発売(1911年の「デルタ」とは別モデル)、1980年にはヨーロッパ・カー・オブ・ザ・イヤーに輝いた名車で、1989年には、200psを発揮する「インテグラーレ」などが設定された。最終モデルとなる第3世代は2008年に登場、したが2014年に生産終了となっている。
11年振りの復活が予想される新型を予想してくれたのは、同じみロシアのカーメディア「KORESA.RU」だ。予想CGでは、レトロなヘッドライト、シンプルな下部グリル開口部、ワイドなフードスクープ、フェンダーフレアを装備しているほか、フロントフェンダー後部にはスリムなエアアウトレットも配置されている。
リアエンドでは、スタイリッシュなバンパー、C字型テールライト、足まわりには白いマルチスポークホイールが見てとれる。また大型の円形デュアルエキゾーストパイプを装備しているが、新型ではフルエレクトリックのハッチバックとして登場する予定のため、これは変更されるだろう。
市販型では、PSAの「eVMP」プラットフォームの進化系である「STLA Medium」プラットフォームを採用することも予想されている。