ATセレクターは指先だけで操作可能に
Stellantisジャパンは、PEUGEOT(プジョー)のコンパクトSUV、2008に1.5Lクリーンターボディーゼルエンジン搭載仕様を追加、全国のプジョー正規ディーラーにて発売を開始した。あわせてディーゼルモデル、ガソリンモデル全⾞に、新しいオートマチックセレクターを採⽤し仕様変更を行っている。
今回追加されたのは、1.5Lクリーンターボディーゼルエンジン(DV5型)を搭載した「2008 GT BlueHDi」。このDV5エンジンは、2009年ル・マン24時間を制覇したプジョー908 HDi FAPの設計を反映させた燃焼室形状、フリクション軽減のための各部DLC(ダイヤモンドライクコーティング)処理、2000バールの新インジェクション、新排気浄化システムSCRFなどの技術を採⽤した最新エンジンだ。130psという最⾼出⼒と、⾃然吸気3Lガソリンエンジンに匹敵する300Nmの⼤トルクを誇る。軽快な吹け上がりとレスポンス、良好な実⽤燃費(WLTCモード20.8km/L)により、すでに同エンジンが搭載されている308やリフターにおいて好評を博しているという。
このDV5エンジン仕様のデビューエディションとして、2008初のナッパレザーシート(ブラック)と運転席電動シート&アクティブランバーサポートを装備し、パノラミックサンルーフを標準化した特別仕様⾞「2008 GT Pack BlueHDi」も発売。
この新仕様投⼊を機に、ディーゼルモデルおよびガソリンモデルのオートマチックセレクターが、指先だけで操作できるトグルタイプのものに変更、ストレスフリーな操作性と、センターコンソール収納スペースの改善を図っている。
※写真は一部欧州仕様車が含まれている