最高出力600ps、最大トルク830Nmの最強モデル「Q6 e-tron RS」もラインアップ!?
アウディが開発中の新型フルエレクトリック・クロスオーバーSUV 、『Q6 e-tron』市販型のフロントエンドが完全露出、その詳細が初めて見えた。
同社のスウェーデン開発センター内で捉えたプロトタイプは、フロントのカバーがめくられ市販型デザインが初めて露出している。そこには、黒いアウディバッジの下にフロントカメラを備えた、クローズド・サテンシルバーグリルが確認できる。またその両サイドには噂の上下二分割ヘッドライトを配置、角度のある下部バンパー開口部には、さまざまな運転支援システム用おセンサーが収納されている。またコーナーにはフィンを備えるフェイクエアベントも確認できる。
Q6 e-tronは「PPE」アーキテクチャを採用、次期アウディA6 e-tronセダンおよび新世代のポルシェマカンEVと共有する。2つのクロスオーバーは兄弟モデルとなり、多くの機械部品を共有する可能性があるが、デザインは全く異なるはずだ。また、ボディサイズはICE搭載の「Q5」に近いサイズとなるが、PPEが提供するスマートなパッケージングのおかげで、車内は1クラス上の『Q7』と同等レベルになると予想されている。
EVスペックは、シングルモーターとデュアルモーターバージョンを提供し、システム合計476psを発揮すると予想されているほか、最高出力600ps、最大トルク830Nmを叩き出す最強モデル「Q6 e-tron RS」も噂されている。
Q6 e-tronの発売は2023年を予定しており、昨年4月に発売された「Q4 e-tron 」の上に配置、2022年内にはワールドプレミアが行われるだろう。同社は2025年までに20台のEVを提供することを計画しており、Q6 e-tronはその1台となる。