世界最大規模のデザインの祭典で、レクサスが持続可能なより良い未来を予見させる
レクサスは、2022年「ミラノデザインウィーク」の出展内容を公開した。デザインの持つ可能性と、持続可能な未来に向けたブランドのコミットメントを表現したインスタレーションと数々のデザインを展示するという。今年の「LEXUS: Sparks of Tomorrow」は、レクサスの人間中心で未来志向のデザインへのアプローチにインスパイアされた3企画で構成する。
数多くの受賞歴をもつ、建築家でデザイナーのジャーメイン・バーンズ氏とライティングスタジオのアクア・クリエイションズによるインスタレーション、国際的デザインコンペティション「LEXUS DESIGN AWARD 2022」のファイナリスト6組のプロトタイプ展示、そして、ロイヤル・カレッジ・オブ・アート(以下RCA)の大学院生による未来のモビリティをテーマとしたコンセプトデザイン展示だ。
この6作品は、「DESIGN FOR A BETTER TOMORROW」をテーマに、世界中から寄せられた1,726件の応募作品の中から、レクサスが掲げる3つの基本原則「Anticipate (予見する)」「Innovate (革新をもたらす)」「Captivate (魅了する)」、そして「Enhance Happiness (そのアイデアがいかに人々に幸せをもたらすか)」を具現化する、豊かな社会とより良い未来を創造するアイデアとして、世界的に著名な4名の審査員により選出されたもの。
◆インスタレーション「ON/」
ジャーメイン・バーンズ氏とのパートナーシップにより制作されたインスタレーション「ON/」は、カーボンニュートラルで人間中心の未来を目指すLEXUSの電動化ビジョンを表現している。インスタレーションの中心となるのは、レクサス初のバッテリーEV専用モデル「RZ」を立体的に再現したワイヤーフレーム。
地上にまさに降り立とうとしているRZの様子は、持続可能な未来の到来や、電動化とテクノロジー、デザインの持つ可能性を表現。RZは、アクア・クリエイションズの照明コレクション「Code 130°」のカラフルなペンダントライトに照らされており、視覚的にもダイナミックで、インタラクティブな体験を楽しめる。
また、これに隣接するラウンジエリアは、アクア・クリエイションズの「ToTeM」コレクションのライトで彩られている。見た目にも美しく、柔らかな光を放つライトに照らされたラウンジには、休憩をしたり、充電ができるスペースも用意されており、思い思いに心豊かな時間を過ごすことができる。
◆RCA学生による次世代モビリティコンセプトの展示
レクサスとロンドンのRCAによるクリエイティブ・プログラム「2040: The Soul of Future Premium」より生まれた、次世代を担う3名のデザイナーたちの先鋭的でラグジュアリーなモビリティコンセプトも展示されている。21世紀半ばに向けて、ラグジュアリーモビリティがどのように進化するのかを考えた、独創性あふれるコンセプトデザインだ。
◆「LEXUS: Sparks of Tomorrow」概要
日 時:2022年6月6日(月)~12日(日)、午前11時~午後9時
会 場:スーパースタジオ・ピュー内アートポイント(Superstudio Più)
所在地:Via Tortona, 2720144 – イタリア、ミラノ
展 示:ジャーメイン・バーンズ氏とアクア・クリエイションズによる「ON/」
(インスタレーション展示)
「LEXUS DESIGN AWARD 2022」入賞6組によるプロトタイプ展示
ロイヤル・カレッジ・オブ・アートの学生によるコンセプトデザイン展示
◆ジャーメイン・バーンズ氏
バーンズスタジオ主催、マイアミ大学建築学部准教授。建築とアイデンティティの関係性を探求し、歴史やデザインの調査を通じて建築の社会的、政治的役割を研究する。「デザインとはさまざまな要素により作り上げられていくプロセスである」との強い信念を持ち、プロジェクトにおける課題を変革のチャンスと捉えて取り組む。2021年米国アーティストフェローシップ、2021年ホイールライト賞、2021年若手建築家・デザイナーのための建築連盟賞などの受賞歴を持ち、現在は2021-2022ローマ賞のフェローとしてローマのアメリカンアカデミーで活動中。