BEV版はbZ4XからEV専用プラットフォームを流用し遅れて登場か?
トヨタのコンパクト・クロスオーバークーペSUV『C-HR』次期型に関する情報を入手、スクープサイト「Spyder7」では予想CGを制作した。
初代である現行型C-HRは2016年に発売。「RAV4」、「プリウス」のいいとこ取りをし、「86」のスポーティさも持ち合わせた世界戦略クロスオーバーSUVで、2017年には「ベストセラーSUV」の称号を得ている。
次期型デザインだが、トヨタは2021年12月、「バッテリーEVに関する説明会」において、16車種のコンセプトカーを披露し圧倒、そこに出展されたコンパクトクロスオーバークーペSUV『bZ Compact SUV』がベースになる可能性が高いと言われている。市販型では、リヤウインドウはより傾斜させてクーペ風スタイルになり、合わせて、Cピラーを大きく取り、視認性がアップされるだろう。またサイドラインは直線的なラインで、エッジの効いたシャープなものになり、ヘッドライトはトヨタEV戦略車のデザインを取り入れたスリムなデザインに。さらにグリル&デイフューザーは大柄でなカットで迫力を増したデザインが期待できそうだ。
アーキテクチャには「GA-C」最新バージョンを使用し、2.0L直列4気筒「Dynamic Force Engine」+モーターのハイブリッドを採用、新たにハイブリッド4WD「D-Four」を搭載することにより、あらゆる道路での走行性能が大幅に向上する。注目はフルエレクトリックモデルバージョンで、bZ4XからEV専用プラットフォームを流用し、遅れての発売が有力だ。
C-HR次期型のワールドプレミアは、2023年秋と予想される。