老舗カスタムショップだからできるオーセンティックな安定のカスタム
時代がどんなに移り変わろうとも、クロカン4駆には「らしい」カスタムというものがある。それができるのは、やはり豊富なノウハウを持った老舗ショップだ。
【写真18枚】クロカンらしさが魅力のモトレージのカスタムを写真で見る
このJB64は、国産車、輸入車のクロカン4駆をイジってきたモトレージらしいカスタムが施されている。
ブラックアウトの部分と塗装部分で、メリハリの付いたマスクまわり。地図の塗装が目を惹く。
まずサスペンションだが、オリジナルの2.5インチアップキットを装着。オリジナルクロスメンバーやマスターピース製スタビライザーリロケーションスペーサーを併用して、各部の干渉を防いでいる。
オンとオフのバランスを絶妙に取っているオリジナルのサスキット。2.5インチアップも絶妙。
位置が上がったアッパーボディに合わせて、前後バンパーでスタイリングを整える。フロントはスクエアなボディデザインを崩さず、タフなイメージを増幅させた意匠。リアは旧ディフェンダーを思わせる、クラシカルなテールランプデザインを採用した。
片側9mm幅でワイド化するフェンダーカバー。ラプターライナー塗装も可能だ。
さらに、9mmのエアロフェンダーカバーを装着することで、安定感のあるエクステリアにしている。雰囲気を決定づけているのはグリル。ツートンに塗装されたフロントグリルは、ヘッドライトやウインカーにガードが入る芸の細かさも見せている。
オーナーの要望で特別塗装が施されたルーフボックス。車中泊派にオススメのアイテムだ。
シュノーケルはヒット間違いなしのアイテム。本来は深度のある河川や水溜まりを走る場合に、吸気ポイントを高くするためのパーツだが、4駆らしいヘビーデューティな雰囲気を作ってくれる。
近日発売予定のシュノーケル。デザインは変更される可能性があるが、現状でも完成度は高い。
最後に龍の眼を入れているのは、ディーンのクロスカントリー。ホイールキャップ風のネオクラシカルデザインが、モトレージカスタムを完成させる。
クラシカルなデザインのテールランプが、JB64のボディに自然とマッチする。
オリジナルペイントが施されたルーフボックスも、モトレージの懐の深さを示す一品と言えよう。