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若者のクルマ離れも何のその! 年式・国籍・ジャンル縛りは一切ナシの第14回「ゆーるピアンミーティング」はクルマ好きたちのユートピアだった!

クルマ好きなら誰でもウェルカム! なミーティング

2022年9月11日(日)、長野県諏訪郡富士見町にある「富士見パノラマリゾート 第3駐車場」にて第14回「ゆーるピアンミーティング」が開催された。ゆーるピアンミーティングは、クルマのジャンルや国籍、年代やオーナーの年齢等々の条件は一切なし、クルマ好きならみんなウェルカム! という、その名の通り「ゆる~い」カンジのミーティングだ。

前回である第13回が行われたのは2019年。その後のコロナ禍の影響もあり次回開催そのものが危ぶまれていたが、今回ようやく開催の運びとなり、場所も新たに約300台近くのクルマが集結。なんと3年ぶりの開催ということもあり会場は非常に活気であふれていた、その様子をレポートしたいと思う。

【写真23枚】ジャンル縛りは一切ナシ! クルマ好きがゆる~く集まるゆーるピアンミーティングの詳細を写真で見る

様々な年式、国籍、ジャンルのクルマが集う

ゆーるピアンミーティングの発起人は20代を中心とした若者たちで「クルマ好きの人たちがゆるく集まれる場所があったらいいよね」というメンバーの何気ない一言から、SNSを通じて呼びかけたところ30台ほどのクルマが集まったのが第1回開催。そこから口コミなどで徐々に開催規模が大きくなっていき、現在では300台近くのクルマが集まるミーティングとなった。しかし規模が大きくなっても当初からの「ゆる~く」集まるという理念は一貫しており、この手のイベントにありがちな開会のあいさつだったり、じゃんけん大会もない。

集まるクルマの年代・国籍・ジャンルはものの見事にバラバラだ。

集まるのは年式、国籍、ジャンルもバラバラなクルマたちだが、そのオーナーたちに一貫しているのは皆クルマ好きということ、しかもそのほとんどが20~30代の若いオーナーなのだ。どこからともなく集まり、お互い談笑し、時間が来ればぱらぱらと解散していく……お互いの多様性を認め、肩肘張らずに楽しめる、今の若い世代らしいイベントと言えるだろう。

そんな会場内でみつけた何人かのオーナーに話を伺ってみたので紹介しよう。

気が付けば乗り続けて5年以上! ライトウエイトスポーツの名車エリーゼ

鮮やかなイエローが素敵な1999年式のロータス・エリーゼ111SオーナーのT.I.さん。5年前に個人売買で手に入れた個体で、当時はエリーゼ自体にそこまで強い思い入れはなく、割と衝動的に購入したとのことだが、実際に乗ってみてその運転の楽しさにすっかりとハマってしまい、今まで乗り続けているとのこと。

内装のシートはタータンチェック柄のもに張り替えられており、イエローのラインがボディカラーとマッチしていてオーナーのセンスの良さがうかがえる。

自身で張り替えたというチェック柄のシート、ゴルフGTIにヒントを得たのだとか。

パッと見は普通、でもよく見たらびっくり! …なUK仕様のプジョー206

こちら一見すると普通の206なのだが、運転席に乗り込んでみてビックリ! なんとマイルメーター! まさかのイギリス平行仕様の2002年式プジョー206にお乗りなのは東京から参加のYさんだ。

気になる入手方法を聞いてみると、意外にも普通の中古屋さんで購入したという。「パッと見は普通の206なんですけど、わかる人は結構気が付いてくれます笑」はYさん談で、その日もかなりの人から声をかけられたのだとか、こんなマニアックなクルマが集うのもゆーるピアンミーティングならではだ。

よくよくみるとマイルメーター。エンジンも1.1リッターで日本には正規輸入されていない仕様となっている。

ポルシェ914で初参加! スタイルから走りまですべてがお気に入り

1971年式のポルシェ914に乗ってきたNさんは今回が初参加、他にもアウディA2にも乗っているという生粋のクルマ好きだ。この914は今年手に入れたばかりで、初めての本格的な旧車ということらしいが、思いのほか運転がしやすく今回のイベントも東京から難なく来れたという。

お気に入りポイントを聞いたところ「全部!」という答えが返ってきた(笑)が、強いてひとつあげるならロナール製のホイールとのこと、トータルで見たときのスタイリングが特に気に入っているのだとか。

ほかにも紹介したいクルマは一杯おり、ここで紹介しきれないのが惜しい……くらい多種多様なジャンルに溢れていたのが、このゆーるピアンミーティング。次は筆者も自分のクルマで参加したい……あの場に一度居合わせてしまうとそう思ってしまうのが、このイベントの人気の秘訣なのだろう。今のところ次回開催については未定ということだが、何か動きがあれば公式のSNSアカウントで告知をするとのことなので、気になる方は是非ともチェックされたい。

ゆーるピアンミーティング公式SNS

CARSMEET web編集部

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