大幅にホイールベースが延長されているものの、バランスが取れたシルエットを実現
フェラーリは先日ブランド初となる4ドアハイライディングモデル、『プロサングエ』を発表したが、デザイナーのsugardesign_1がラグジュアリーな4ドアリムジンを提案した。
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同氏はクーペやスポーツカーをシューティングブレークに改造したり、セダンをステーションワゴンにすることで知られるが、今回は別の手法で「ローマ」を4ドアエグゼクティブリムジンに変身させている。
ローマは2019年に発表された比較的新しいモデルだ。オープンモデル「ポルトフィーノ」のクーペ版とも言われ、乗車レイアウトは「2+2」ではなく、「2+クーペ」と表現されている。
予想CGでは、フロントとリアエンドのデザインを流用しているが、2枚の後部ドアを追加、後部乗員に十分なフットスペースを提供するために大幅にホイールベースが延長されているが、ボディシルエットは驚くほどバランスが取れている。
ただし問題が一つある。ローマの全高は1,301mm(51.2インチ)とフィスカー「Karma」の1,331mm、アストンマーティン「Rapide」の1,359mmなどと比較して車高が低く、クーペルーフのシルエットを維持するとリアヘッドルームがほとんどなくなり、ラグジュアリーリムジンには適してない。もし発売されるなら、大きな改善点となるだろう。
予想されるパワートレインは、ローマとポルトフィーノMの4.0L V型8気筒ツインターボエンジンを搭載、最高出力は620ps、最大トルク761Nmと4ドアサルーンとして十分なスペックになるだろう。