ホイールカタログ2022-2023冬

【ホイールカタログ2022-2023冬】レイズの名作ホイール「TE37」とともに進化するスポーツホイール三部作に大注目!!

スポーツホイールの理想像を追い求め続けるボルクレーシングには今や多種多様の表情を持った高性能スポーツホイールが存在する。発売から25年以上のロングセラーを続けるTE37の進化系のほか、TE37とはまた別のアプローチで理想像を描いた注目作に迫る。

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ボルクレーシングの魂が宿る直球スポーツホイール三部作

レイズが掲げる「ザ・コンセプト・イズ・レーシング」を象徴するブランドこそがボルクレーシングである。数あるラインナップの中でも特にド直球のスポーツホイールと呼べる銘柄は、長きにわたって走り好きを唸らせてきた。

その代表作は、型鍛造1ピースで6本スポークという新境地を切り拓いたTE37シリーズに尽きる。登場から25年以上経つにも関わらず、事あるたびに進化を続けて、今も最前線を突っ走る。中でも2016年に大幅に進化させたTE37 SAGA。それをさらに研ぎ澄ましたTE37 SAGA SLが話題だ。あらゆるレースで使われるレーシングホイールの技術を注ぎ、なおかつボルクレーシング流の美学をトコトン詰め込んできた。

同時にTE37以外のアプローチを模索し続けるのもまたボルクレーシングである。例えば飽くなき高剛性を追い求めて10本スポークを採用したZE40。登場から7年近くが経った今では、限定モデルとしてZE40タイムアタックⅢが登場している。キャラクターカラーをさらに新解釈したメタリックブルー/マットブラッククリアという色味もさることながら、より強く、そして軽くなるように設計変更されている。

昨年にはボルクレーシングの新たなカテゴリーとしてNEが加わった。グループNを由来としてスポーツホイールの新機軸を打ち出し、なおかつ8本というスポーク本数に挑んだNE24である。センターパートを含めて左右非対称にした8本スポークの理想像を、NE24は持っている。縦断面に厚みを設けたり、三角形状のスポークエンドを採用したりと、随所に性能第一主義を感じさせるところもボルクレーシングらしい。

ここに並べられた3銘柄を見ると、スポーツタイヤを組み合わせて、今すぐにでもサーキットへと繰り出したくなる。熱い走りへと誘うような勢いが漲っていた。

TE37 SAGA SL

ボルクレーシングを象徴するTE37。1996年の発売以来、数多くの派生モデルを生み出しながら進化を続けている。その究極的な進化系のひとつとしてTE37SAGA SLがある。

◎サイズ/価格
17inch×7.0~9.5J/90,200~95,700円(税込)
18inch×8.5~11.0J/95,700~101,200円(税込)
◎カラー:プレスドグラファイト(PG)
◎対応車種:BMW/アウディ/VW/MINI/アバルト/その他国産車等

NE24

ブランドとしては7年ぶりの新シリーズとなるNE24。グループNをイメージしたスポーツホイールだ。ボルトホールとの関係性から左右非対称の8本スポークデザインを採用する。

◎サイズ/価格
18inch×7.5~12.0J/96,800~110,000円(税込)
◎カラー:シャイニングブラックメタル(HM)マットガンブラック(MT)
◎対応車種:BMW/アウディ/VW/MINI/その他国産車等

ZE40 TIME ATTACK III

ZE40の発売から7年が経って生まれたZE40タイムアタックⅢ。独創的な色味もさることながら、剛性を維持したまま極限まで駄肉処理を施し、さらに200gの軽量化に成功した。

◎サイズ/価格
17inch×7.0~9.0J/93,500~97,900円(税込)
18inch×7.5~10.5J/103,400~110,000円(税込)
◎カラー:メタリックブルー/マットブラッククリアー(LM)
◎対応車種:アウディ/MINI/アバルト/その他国産車等

RAYS公式サイト

フォト=宮越孝政 ルボラン2022年12月号より転載

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