アルファ・スパイダーの歴史
ジュリエッタで確たる評価を得たアルファ・スパイダーは、ジュリア時代から916時代、そしてブレラ時代の3世代、実に40年以上に亘ってアルフィスタたちの支持を受けた。そのいずれもが名門ピニンファリーナの作品であり、それぞれの時代を反映した、美しいボディスタイルを身上としていた。
ALFA SPIDER 1st
1966年にジュリア系スパイダー・デュエットとして誕生。以来3回に亘るマイナーチェンジを受けながら、1993年頃まで生産された超長寿モデル。近年ではクラシックスポーツカーとして評価をさらに高めている。
ALFA SPIDER 2nd
フィアット・ティーポをベースとしながら、本格的なスポーツカーとして開発。2回にわたるマイナーチェンジを受け、最終的にはグリルを大幅に変更した最終型(写真)に進化。誕生から11年後の2005年まで作られた。
ALFA SPIDER 3rd
アルファ・ブレラのスパイダー版として2006年にデビュー。イタルデザインの手がけたブレラをベースにピニンファリーナが再デザインしたものだが、生産期間は先達たちに比べると短い、約4年間に終わってしまった。