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懐かしくも貴重なおもちゃを展示即売! 日本有数のアンティーク・トーイの蚤の市 「ワンダーランドマーケット2022」イベントレポート

現在は春・夏・冬の年に3回開催

某TV局のお宝鑑定番組の始まるずっと前。今から40年以上も昔の1981年(昭和56年)8月8日に第一回が開催された、日本で最も歴史のあるアンティーク・トーイの展示即売会が「ワンダーランドマーケット」だ。主催するのは横浜・元町のアンティーク・トーイ専門店の「サンセット」。ちなみに同店は1976年にオープンしたこの手のショップの先駆けで、オーナーの宇野規久男さんは自らも熱心なコレクターで古いオモチャの鑑定士としても知られている。

【画像25枚】昨年12月11日に開催された「ワンダーランドマーケット2022」の模様はコチラ
現在は春・夏・冬と、年に3回開催されているワンダーランドマーケット。昨年の12月11日(日)には第112回目のワンダーランドマーケットが開催された。会場は近年恒例となっている恒例の横浜産貿ホール。コロナ禍での開催ということで入口では入場者に対して入念なチェックと検温、消毒も行われ、また、恒例のオークションもオミットされたが、今回も日本全国はもとより海外からも、多くのアンティーク・トーイのディーラーや個人コレクターのブースが出店。その数80は以上にものぼった。10時の会場オープンを前に、入り口前にはすでに長蛇の列。伝統のイベントに期待するファンの熱気も伝わってくる。
会場内では戦前のブリキ玩具、絶版ミニカーやプラモデルなどのモデルカーたち。クルマ系ポスターやカタログ、ノベルティなどのオートモビリア、さらにはキャラクターグッズやドールなど見ているだけでも眼福の、懐かしくも貴重なおもちゃの数々が展示即売される。熱気と郷愁に満ちたイベントも夕方16時に無事終了。参加者たちは4月16日(日)に開催される次回の第113回目のワンダーランド・マーケットを楽しみに帰路に着いた。   
かつては一部のマニアだけの世界といったイメージもあったアンティーク・トーイやコレクション・ホビーの世界。しかし、いまでは熱心なコレクターのみならず、若いカップルや家族連れなどがディープな「蚤の市」気軽に足を運ぶ時代。そして、我が国においてそんな素敵な時代を作ったのは、間違いなくこの「ワンダーランドマーケット」なのだ。

●問:アンティークトーイショップ「サンセット」(ワンダー事務局)
http://www.sunset.shop-site.jp TEL&FAX:045-681-0190

TEXT & PHOTO:長尾 循
LE VOLANT web編集部

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