トナーレに似たデザインだがレトロスタイルな一面も
アルファロメオの主力セダン『ジュリア』にスポーツワゴンが設定されるという情報を入手、早速予想CGを制作した。
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初代ジュリアは『ジュリエッタ』後継モデルとして1962年に「TI」を発売、以降1970年代にかけて同ブランドの屋台骨を支えてきた主力モデルだ。2016年には後輪駆動セダンとして復活、次期型に注目が集まる中、2026年には派生ワゴンが計画されているという。
お馴染みugardesing_1氏から協力を得た予想CGだが、おおまかなデザインは、1960年代の『ジュリア スプリントGT』や、ブランド最新SUVである「トナーレ」からインスピレーションを得ている様子が伺える。ただしヘッドライトはかなりスリムにデザインされ差別化されている。ほかディフューザー、ウィンドウ、スポイラー、LEDテールライトエリアはトナーレそのものだ。そもそもこれらはSUV 用に設計されていたにもかかわらず、この架空のスポーツワゴンに驚くほどうまく機能している。
一方側面では、ウインドウラインがトナーレや現行ジュリアから持ってきたものではなく、完全オリジナルデザインとなっている。またトランクに向かってわずかに下向きに傾斜しているベルトラインのおかげで、レトロなデザインも見えている。だが、ヒュンダ『アイオニック5』ランボルギーニ『カウンタック』、ブガッティ『チェントディエチ』、さらには BMW 最新の『i Vision Dee』コンセプトなどでは、レトロフューチャリズムの傾向が高まっているため、次期型でこのようなデザインが採用されても不思議ではないだろう。
ジュリア次期型のデビューは2025年と予想されており、その1年後にスポーツワゴンが噂されている。