ロシアのウクライナ侵攻からもうすぐ1年。戦争を戯画化した大作が完成!
誰もが知る漫画家・鳥山明氏の名作『Dr.スランプ』『ドラゴンボール』。アシスタントとして、これらの背景を描き込んでいたのが、現在イラストレーターとなった松山孝司さんだ。元々ミリタリー系のデザインに興味があったという松山さんが今回、ウクライナ侵攻への強い憤りから描き上げたのが、新作『MAKE LOVE NO WAR』だ。
【写真6枚】細かく描き込まれたイラストは隅々まで見たくなる!
戦車の砲身からは花やシャボン玉。相手に立ち向かう兵士が手にするのは、ピコピコハンマーや某ゲームのようなド派手なカラーインクの水鉄砲。兵士の身体に巻き付くのは包帯ではなくトイレットペーパー! どの兵士もイタズラをする子どものような笑顔だ。深刻になったり怒りをぶつけたりすることで「戦争の悲惨さ」を説くのではなく、やさしく可愛らしいイラストで「ね? 戦争なんてバカみたいでしょ?」と反戦メッセージを込める、そんな作品だ。
松山さんのこの新作は、2023年2月21日(火)まで、松坂屋名古屋店・南館3Fで開催されるグループ展「クリエイターズコレクション」に展示中だ。Tシャツなどグッズも販売されるので、ぜひチェックしてみよう。