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【ビジネスマン必読】北欧流のチームプレイとは?「ミナ ペルホネン」の皆川明氏登壇! 「ノニーン! 幸せ気分はフィンランド流」刊行記念トークイベント開催!

代官山蔦屋書店で2月28日に『ノニーン!幸せ気分はフィンランド流』の刊行記念トークイベントが開催された。登壇したのは、著者のスウェーデン国立美術館館長であるスサンナ・ペッテルソンさんと共著者で文化プロデューサーの迫村裕子さん、「ミナ ペルホネン」デザイナーの皆川明さんで、“ハードな日々を救うアートな瞬間 ビューティフル・モーメント”をテーマに語り合った。ここではその一部を紹介させていただこう。

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国立美術館館長直伝! 北欧流「チームプレイ」とは?

皆川:スウェーデン国立美術館っていうと、確かルーブル美術館よりも 歴史があるというふうに聞きましたけれども、そこの館長であり、以前はフィンランド国立アテネウム美術館の館長でもあったというスサンナさん。北欧の中で重要な美術館館長という重責を持ちながら、その中で仕事はチームプレイが大事だと、著書の中でお話しされています。そのあたり詳しくお聞かせいただけませんでしょうか?

スサンナ:チームプレイは、私が仕事をしてきた人生の中で最も重要な価値観です。常にチームと一緒に仕事をして行きたいという強い気持ちを持っていました。一つの例としては、5年前にスウェーデンの国立美術館の館長となりました。ここは1792年に創立された非常に歴史ある美術館でありまして、ヒエラルキーが非常にきつい美術館だったんです。着任早々に言ったのは「私の扉はいつでもあいていますので、スタッフの人たちいつでも来てね。で、どんな話でもしていいですよ。気分が優れる時もすぐれないときも、どんなときでも良いので、わたしのところに来てお話をしてください」と言いました。ただ、美術館長の部屋というのは建物の隅っこの隔絶された場所にありまして、すぐに、ここに居るのは実務的ではないと気付きました。そこで、スペースは小さくはなりましたが、私の部屋はみんなと同じ場所に移したのです。チームを作るということは、ほかの人たち、メンバーの人たちのことを常に気にかけ、耳を傾ける時間をとるということなのです。

皆川:迫村さんこの本はスサンナさんと共著ということですから、ある意味チームワークだったんじゃないかなと思うんですけど、この本を作るプロセスとか、またはスサンナさんのチームワークへの考えについてどう思われますか?

迫村:スサンナさんが館長になられたという時に、わたくしもすぐストックホルムへお目にかかりにまいりました。角部屋で本当に素敵なお部屋だったんです! 窓から海が見えて、私もいつかこんな素敵なオフィスを持ちたいなあと。大きなテーブルもありまして、みんなで会議もできる。ただ、こんな素敵なその館長室を、いらないって言って、スタッフの皆さんがいる大部屋に引っ越したと聞いたときに、ああ、もったいないと思ったんですね。

迫村:わたくしも30年間にわたってフィンランド、スウェーデン、ノルウェーやデンマークといった、スカンジナビア諸国の人たちと仕事をしていますとね、すごく自分自身が変わったことがあるんです。それは、やっぱりオープンでオネストで、一番大切なことはフラットなんです。私はもともと性格がオープンで正直な方なので、オープン、オネストくらいはいけたんですけど、フラットっていうのが私にとってやはり大変大きなチャレンジでした。それをなによりも、一つ一つの仕事をしながら教えてくださったのがスサンナと言えると思います。

迫村:この本は今回、第二弾で第一弾も共著だったんですけれど、第一弾はフィンランドにはいろんな側面があって、生活のちょっとしたこと、あるいは文化、人の紹介だったんです。私たち二人が得意なのは、仕事しながら遊んでいるというか。楽しいことを同時にできるタイプなんです。スサンナの仕事のやり方とか、価値観もとても面白いなと思って、仕事だけではなくてどのように生活をなさっているのかっていうのを紹介したいと思い、そのためにはどんなことを紹介したら、読者のみなさんに喜んでもらえるのかっていうようなことをスサンナと話していたのが、だいたい3年前。 ちょうどパンデミックで色々な価値観とか仕事のやり方が変わってきた時に、二人でこの楽しみを見つけたっていうか、会えないんですけれども、オンラインでいろいろ話し合って、第二弾のこの本ができました。

皆川:昨日からスサンナと一緒食事をしたりとか、コーヒー飲んだり、いろんな質問をもらったり、とても濃い時間一緒に過ごしていたんですけれども、フラットっていうのはとっても感じるんですよね。美術館でスサンナとミーティングするとき、受付の女性にスサンナと待ち合わせでと要件を伝えると「えー、スサンナと!?」みたいなに嬉しそうに返事をしてくれるみたいなこともあって。それはスサンナがどんな職種の方にも常にフラットで、そして相手について考えているんだなって言うのが伝わったんですね。

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CARSMEET web編集部

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