フロントには新設計のスリムなヘッドライトを装備
米EVメーカーテスラは現在、大ヒットモデル『モデル3』改良新型を開発中だが、そのデザインが明らかになりつつある。
モデル3は2016年に発表され、翌2017年に発売されたコンパクト・ラグジュアリーセダンで、15.4インチの横置きタッチスクリーンを装備するシンプルなインテリアを特徴としている。また発売1週間で、モデルSの3倍以上の予約を入るなど、同ブランドの大ヒットモデルとなっている。
改良新型のデザインはこれまで隠されていたが、先日「Project Highlander」というコードネームが付けられたプロトタイプが目撃され、お馴染みのデザイナーSUGAR DESIGNの手により予想CGが完成した。
プロトタイプを見た人からは、アイデンティティに欠けると感じた人がいた反面、コンパクトセダンを他のモデル合わせて完全に近代化したと感じた人も多数いたようだ。ただし、プロトタイプは、カモフラージュがほどこされており、SUGAR DESIGNはこれを明らかにしてくれた。
フロントエンドでは、新設計のLEDデイタイムランニングライトを備えた、よりスリムなヘッドライトを装備、よりシャープでモダンな印象だ。またヘッドライトの位置を低くすることで、フロントエンドの視覚的な高さを制御、全体的によりスマートでスポーティな外観につながっていると言っていいだろ。この効果は、バンパーの長い水平方向のキャラクターラインと、低いインテークによって助長され、車両の幅を強調するのに役立っている。
キャビン内は描かれていないが、プロトタイプでは、ハンドルの前にわずかな隆起が発見されており、新設計されたゲージグラスターを取得する可能性がある。
モデル3改良新型のデビューは不明だが、今年の9月に生産に入ると予想されている。