フロントエンドはそのままにルーフラインを延長
デザイナーのSugar Designが、トヨタのA90世代『スープラ』にシューティングブレークを提案した。
【画像7枚】トヨタスープラのシューティングブレーク版予想CGはコチラ
2019年に復活したスープラは、世界で大きな話題となった反面、人気ゆえの批判も多かった。そこには、BMWのコンポーネントを多数用いていることから、本物のトヨタではなく、象徴的なスープラの名前が正当に使われていないという意見が聞かれる。これらの反対意見は理解できるが、それでも運転するのが十分に楽しい優れたスポーツカーであることは間違いない。
また頻繁に聞く批判のもう1つが、狭いキャビンと収納スペースの不足だ。そこでシューティングブレークは、それらをカバーしてくれるという考えだ。
提案された予想CGは、フロントエンドはそのままに、ルーフラインを延長、その過程でサイドウィンドウの形状とサイズを徹底的に見直している。また新設計したルーフトップスポイラー、より直立したリアウィンドウ、デッキリット上の小さなリップスポイラーなどを装備、リアビューはベースのスープラと大きく異なっているのが特徴だ。
製作したSugar Designは、A90スープラに少し派手なイメージを持っているといい、ダミーのインテークやキャラクターライン多すぎることからオーバースタイルになっていると考えているようだ。そこでボディワークの一部が簡素化し、特にドアの付け根付近からリアフェンダーにつながる、オーバーザトップラインがさらに良くなると提案している。