インフォテインメント/コネクティビティ機能でインテリアを刷新
アウディのフラッグシップSUV「Q8」ファミリーは、現在ベースモデルを始めTFSI、SQ8など全モデルのアップデートを計画しているが、その頂点に君臨する「Q8 RS」市販型プロトタイプを初めて捉えた。
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R8 RSは、「廉価版ランボルギーニ ウルス」とも揶揄されているが、改良新型では、かなりアグレッシブなルックスが垣間見える。
今回は、バンパー、フェンダー、サイドシル、テールゲート、照明ユニットのほか、LEDヘッドライトと、テールライトのグラフィックが刷新される。
そのほかフロントエンドでは、より大きな穴を備えたシングルフレームグリルの新ハニカムメッシュパターンと、口角が上がり笑顔のように見える下部バンパーインテークが特徴的で、グリルには昨年発表された新エンブレムを隠している可能性が高いようだ。
リアエンドでは、テールライトのほか、よりアグレッシブなディフューザーを備えた新バンパーを搭載、お馴染みのデュアルエキゾーストシステムがインストールされている。
コックピットには、室内装飾のオプションやアップグレードされたインフォテインメント/コネクティビティ機能でインテリアを刷新し、RS Q8をプレミアムSUVセグメントのライバルである、メルセデスAMG「GLEクーペ」、BMW「X6M」などと同等レベルに保たれている。
Q8ファミリーは、全く新しい後継モデルが登場する2026年まで生産が継続されるとみられ、そのタームを考慮すると、最高レンジのRS Q8のボンネットの下に大きな変化はみられない可能性がある。おそらく、主流となっているダウンサイジングは避け、4.0L V型8気筒エンジンをキャリーオーバー、最高出力600ps、最大トルク800Nmが見込まれる。ただし、厳格な排ガス規制に確実に適合するよう微妙な調整は行われるはずだ。
RS Q8改良新型のワールドプレミアは、2024年初頭と予想されている。