スクープ

【スクープ】これがBMW「ノイエ・クラッセSUV」の実車だ! フロントグリルは1960年代モデル風のデザインか?

デビューは2025年が濃厚か?

BMWは9月にドイツで開催された「IAAモビリティ2023」にて、次世代EVコンセプト「ヴィジョン・ノイエ・クラッセ」を初公開、その最初のクロスオーバーSUVとなる、市販型プロトタイプ(コードNo.NA5)をカメラが初めて捉えた。

【画像33枚】”BMWのデザイン革命”とされるノイエ・クラッセのSUVモデルのスクープショットを見る

「BMWのデザイン革命」と謳われるノイエ・クラッセは、今後多くの新型モデルに採用されることが予想され、2027年までにはクロスオーバーSUVを含めた6車種の発売が公式発表されている。また市販型には第6世代のBMW「eDrive」テクノロジーが搭載され充電速度は最大30%向上し、航続も最大30%延びることが伝えられている。

捉えたプロトタイプはボディを完全カモフラージュされており、X3とほぼ同じサイズと思われるが、より低く、滑らかで顔が大きく異なっていることがわかる。またキドニーグリルは、薄くワイドで、コンセプトモデルを思い起こさせると同時に、中央には1960年代のオリジナルノイエ・クラッセ(ニュー・クラス)を彷彿させる楕円形グリルが配置されている可能性もありそうだ。

そのほかわかることは、力強いリアアーチ、リアクォーターウィンドウのホフマイスターキンクが継承され、フラッシュドアハンドルを採用していることだろう。また足まわりには巨大な255/45 R20リアタイヤ、青いブレーキキャリパーが見られることからも、M50 または M60 モデルである可能性を示唆、あるいはフルフラット「M」の可能性もある。

BMWによれば、市販型で採用されるアーキテクチャーは、最高出力1,360psのパワーを供給可能だという。

ノイエ・クラッセ初のクロスオーバーSUVは、2025年のデビューが予想され、実質的に「iX3」後継モデルとなると予想される。またSUV発売から2年以内には、少なくとも5台のBEVが導入予定で、それらの一部はドイツで製造、2020年代の終わりまでに同社のサウスカロライナ工場でもノイエ・クラッセベースのモデルの生産が開始される予定だ。

LE VOLANT web編集部

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