過去の名車の現代化――それは実現しなかった夢でありながら、叶えられた祈りでもあった…【アメリカンカープラモ・クロニクル】第24回

側面の解説では、そのスタイリングは「オーバーラッピング・コーチ・シェイプ」とされている。また、ヘッドライトはフリップアップ式という説明も見える。ボディから独立した灯火類はエクスナーお気に入りのスタイリング要素であったが、このシリーズにおいてはむしろ皆無であるのが興味深い。クラシックカーの現代化、という意味では却って不要なエレメントであるという考えであろうか。