グレート・ブロアム・エポックとは、単にフルサイズの最上級モデルというだけでなく、中・下級ブランド(例えばフォード)に最高級ブランド(例えばリンカーン)のような風格を与える、という流れであり、1965年型フォード・ギャラクシー500LTDがその嚆矢と言われる。特徴はバイナルルーフや木目パネルの採用にあり、ある意味キッチュな佇まいがエクスナー・リバイバルに通じるとも言えよう。 写真:秦 正史、羽田 洋 記事にもどる