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ウラカン後継モデルは新V8ツインターボ搭載のHPEVに!ランボルギーニ、登場予定の「634」用パワープラントを公開!

コル・タウリ戦略の新たなランドマークとして

ランボルギーニは、ウラカンの後継モデルとして登場予定の「ランボルギーニ 634」(コードネーム)がHPEV(ハイパフォーマンスEV)のラインアップに加わり、V8ツインターボエンジンとハイブリッドシステムを搭載予定であることを発表した。

【画像13枚】クリーンかつ熱い走りを予想させる新エンジンを見る!

ハイブリッドシステムはランボルギーニ・レヴエルトで初登場したもので、3台のモーターと8速デュアルクラッチトランスミッションを組み合わせたシステムが、新型モデル用に最適化される予定だ。

新エンジンはランボルギーニが新規に設計したもので、現行ウラカンを超えるパフォーマンスと走りを目指したとのこと。このV8ツインターボエンジンは、ランボルギーニのV10エンジンを世に知らしめた高いリニアリティと新世代ターボエンジンの高出力・高トルクを併せ持つ、としている。

排気量は4.0L、200ps/L の優れた比出力を誇り、ICEの最高出力は800ps/9,000~9,750rpm を発揮し、最大エンジン回転数は10,000 rpm に達するという。最大トルクは730Nm/4,000~7,000rpm。電動ユニットとエンジンが完璧に統合し、レースエンジンにも匹敵する高揚感のある出力の盛り上がりを実現したとのこと。

新型V8用に設計・開発されたリア配置の電動システムは、エンジンとデュアルクラッチトランスミッションの間に置かれ、インバーターとアキシャルモーターを備える。サイズと重量をコンパクトに抑えながら、3,500rpmで最大300Nmと110kWと、高い出力とトルクを引き出すことができるという。

エンジンサウンドも重要な要素
またエンジンサウンドも重視されており、新しいパワープラントに唯一無二の際立った個性を持たせ、ドライバーに比類ないドライビング体験をもたらすとのこと。そのサウンドはクレッシェンドしながら高回転で音量と周波数がピークに到達、そしてフラットプレーン・クランクシャフトがシャシーに伝える振動と相まって、全身を包み込む感覚体験を生み出すとされている。

634は2024年の発売を予定しているが、これは2023年のレヴエルト登場に始まり、2024年4月のウルスSE 発表に続く、「コル・タウリ(Direzione Cor Tauri)」戦略(ランボルギーニの全モデルを段階的に電動化へと進める)の一環でもある。

CARSMEET web編集部

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