マスタングについてはフォードの「交通整理」があったのか、amtはマッハワン、レベルはグランデ、MPCはただのスポーツルーフと、棲み分けがなされていた。前年MPC製マスタングは1/25にしては小さく設計されており、そのエラーはこの年にも引き継がれている。箱絵ではBOSS302が付属するかに見えたが、実際のパーツは旧式の289 V-8とキャリーオーバーの428CJ。箱に誇らしく「ブルー・クレセント」(フォードのHEMI)と大書しBOSS429を付属させたamtとは対照的だ。
写真:羽田 洋、畔蒜幸雄、隠善 礼、梅花百十楼、秦 正史