2001年リリースのトリノ・コブラに先立って登場し、千年紀の祝いの品であるかのように歓迎された、非常にすばらしいトリノGTキットである。フォード385シリーズ・エンジンの史上もっとも正確な表現はファンを唸らせたが、リアクォーターパネル部やシートバックにやや不正確なところが見つかり、当時はビルダーの腕の見せどころとなった。2014年の再販ではレベルはこうした不備をきっちり修正し、あらためてファンを唸らせた。 写真:羽田 洋、畔蒜幸雄、隠善 礼、梅花百十楼、秦 正史 記事にもどる