このように、3 in 1の仕様のひとつとしてスパイカー仕様が含まれていたからである。こうした点が、エアフィックスがボンドカーのキット化を委ねる相手を選ぶ際に有利に働いた、と推測するのは穿ちすぎであろうか。アニュアルキットのリリース時期を考えると、MPCによるスパイカー仕様入りのポンティアックやダッジは、ボンドカーよりおよそ1年先行していたことになる。 写真:瀧上徳和、隠善 礼、畔蒜幸雄、秦 正史 記事にもどる