ボンドカーのそれと見比べるとよく分かるが、このメッキパーツのランナーも、金型に手を加えてDB6仕様に改めたものだ(前後バンパーが左右2分割になるなどしている)。プラモデルの金型はそう簡単に海を渡るものではない。諸々のコストを勘案すれば、必ず安くつく手段が優先される。本連載が「エアフィックスのアストンマーティン」を1/24スケールにローカライズされたアメリカンカープラモだと判断する最大の根拠はそこである。 写真:瀧上徳和、隠善 礼、畔蒜幸雄、秦 正史 記事にもどる