写真はこのキットを組み立てたもの(作例制作:畔蒜幸雄)。フォード・スーパーカー/マッスルカーの終焉を1971年と考える者は多いが、1972年のグラン・トリノこそが白鳥の歌だ。ユニボディー・アーキテクチャーを捨て去り、ボディー・オン・フレームを復活させ、練り上げられたスタイリングが多くのアメリカ人の心を打って、他のすべてが縮退するなか大いに売り上げを伸ばした。なお、写真奥に写っているのはレベル製1970年型トリノコブラだ。 写真:羽田 洋、畔蒜幸雄、秦 正史 記事にもどる